フォルクスワーゲン

あなたがついやってしまう、トラブルを招くNGな行動 Vol2【フォルクスワーゲン編】

クルマにトラブルが起きる原因は経年劣化によるものが多いですが、

じつはユーザー自身がトラブルを招いてしまっているケースもあるんです。

VOL.1に続き、VOL.2をお届けします。

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目次

国産車ではボンネットを開けることなんてないほどメンテナンスフリー化が進んでいるけれど、ドイツ車では日頃からエンジンルームにオイル漏れがないか、冷却水は減っていないかなど、ユーザーが自分で気にかけてやることが大切。そこで気を付けたいのがボンネットの開閉だ。
ボンネットを開くためのロックは、どんなクルマでもワイヤーを使った機械的なもの。室内側にあるレバーを引くと、ワイヤーが引っ張られてエンジンルームのロックを外す仕組みだ。これが時間の経過と共に動きが渋くなってくる。固くなったノブを力任せに一気に引くと、ワイヤーが切れたりノブが折れたりすることがある。ボンネットオープナーは少しずつ力を強めるように引っ張ろう。
またボンネットを持ち上げる時は、ワイパーアームが倒れていることを確認したい。ブレードの交換などでワイパーのアームを起こした状態でボンネットを開けてしまうと、フードに押されたアームがガラス側に倒れてフロントウインドーにキズを付けてしまうこともある。
さて、点検が終わってボンネットを閉める時にも注意が必用だ。キャッチの上に置いて手で押し込むように閉める人がいるが、これをやるとアルミ製のボンネットは凹んでしまうこともある。ボンネットは20センチくらい手前から真っ直ぐに落とすように手を離し、フードの重みで閉まるようにするのが正解だ。

アルミ製のボンネットが増えている現在、ボンネットフードを閉める時は手で押し込まずに少し手前からまっすぐに落として閉めるのが基本。

クルマのエンジンをかけると一気にアクセル全開でスタートするテンションの高い人もいるけれど、これは機械にとってもよくはない。
現代のクルマのエンジンは以前のように長々と暖機運転をしなくても安定して回るが、これはコンピュータが細かく計算して燃料の増量や点火タイミングの調整などを行っているため。エンジンに使われている金属は熱によって膨張するため、十分に暖まった状態で抵抗がなくちょうどいいすき間となるように設計されているのだ。冷えている時はオイルが固く抵抗が大きいため、回りにくい状態になっている。そんな時にアクセルを大きく開けるのは、ベッドから飛び起きていきなり猛ダッシュをさせられるようなもの。いくらタフなエンジンでも、これはキツイ。
さらにATやデフなどの駆動系、パワステなどの操舵系や足回り、触媒などの排気系にとってもウォーミングアップは欠かせない。これらの中にはクルマを動かさないと暖まらない部分も多いので、単にエンジンをアイドリングさせるだけではなく、スタートしてから5分間くらいはエンジン回転を抑えながらゆっくりと走ってクルマ全体を暖める暖機走行をすると機械部分の消耗を抑えることができる。こういった小さな心がけは、毎日の通勤に使うようなクルマだと大きな違いとなって表れるものなのだ。

エンジンだけでなく、駆動系や足回りなどが冷えた状態でいきなりのアクセル全開はクルマへの負担が非常に大きい。十分な暖機走行が大切。

クルマのエンジンをかけると一気にアクセル全開でスタートするテンションの高い人もいるけれど、これは機械にとってもよくはない。
現代のクルマのエンジンは以前のように長々と暖機運転をしなくても安定して回るが、これはコンピュータが細かく計算して燃料の増量や点火タイミングの調整などを行っているため。エンジンに使われている金属は熱によって膨張するため、十分に暖まった状態で抵抗がなくちょうどいいすき間となるように設計されているのだ。冷えている時はオイルが固く抵抗が大きいため、回りにくい状態になっている。そんな時にアクセルを大きく開けるのは、ベッドから飛び起きていきなり猛ダッシュをさせられるようなもの。いくらタフなエンジンでも、これはキツイ。
さらにATやデフなどの駆動系、パワステなどの操舵系や足回り、触媒などの排気系にとってもウォーミングアップは欠かせない。これらの中にはクルマを動かさないと暖まらない部分も多いので、単にエンジンをアイドリングさせるだけではなく、スタートしてから5分間くらいはエンジン回転を抑えながらゆっくりと走ってクルマ全体を暖める暖機走行をすると機械部分の消耗を抑えることができる。こういった小さな心がけは、毎日の通勤に使うようなクルマだと大きな違いとなって表れるものなのだ。

今回のようなメンテナンスに関する詳しい修理方法はプロに聞くのが一番!

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