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自分に合う修理工場を探す!~ファクトリーレポート2021~ Vol.02

整備工場選びは、メーカー、車種についての深い知識と高い技術を持つことがポイントですが、何より自分に合う修理工場を見つけることが重要です。ここでは、修理工場検索サイトであるマイ・スターネットワークに登録されている修理工場を紹介していきます。VOL.02ではボッシュ・カー・サービス加盟店であるTOWATECをレポート!

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目次

京葉道路の原木インター、または外環自動車道の三郷南インターからクルマで約20分の場所に位置しているのが東和オート内にあるTOWATECだ。母体となる東和オートは、昭和56年に設立された老舗の修理工場で、軽自動車から大型車まで、敷地内で車検を通すことができる地域密着型の指定整備工場である。
この東和オートを母体としながら、輸入車を中心に扱う店舗としているのがTOWATEC。その敷地内には輸入車のユーズドカーが並べられ、建物はボッシュのサービス工場であることがひと目で確認できるスタイリッシュなもの。輸入車ユーザーであれば、まずはTOWATECの受付に行けばいい。
メーカー別に入庫の状況を聞いてみるとBMWが多いそうだが、その次がアウディやフォルクスワーゲンだという。その整備内容として共通するのが、アウディではSトロニック、VWではDSGと呼ばれるトランスミッションの不良。症状としてはクラッチの磨耗によるジャダーの発生、突然のエンスト、異音、ミッション本体からのオイル漏れなどが多い。これを解決しようとディーラーに持ち込むとASSY交換となることがほとんど。費用もそれなりにかかってしまい、乗り続けることを諦めてしまう人もいるという。だがTOWATECでは分解修理、いわゆるオーバーホールが可能だ。トラブルの原因にもよるが、部品が揃うところであればリーズナブルに直すことが可能。アウディやVWユーザーにとっては駆け込み寺といえるファクトリーなのである。
設備においてはボッシュ・カー・サービス加盟店なので、各コンピュータ診断機など整備機器は充実しており、高年式から昨今人気が高まっているヤングクラシック世代まで幅広く対応してくれる。
さらに、TOWATECの店長である湯浅健司メカニックは、ボッシュが主催する年間テクニカルトレーニングを受講した後、ボッシュのシステムテクニシャン(BST)への認定試験にも合格している人物で、日本では数少ないボッシュマイスターの一人。つまり、輸入車整備に必要な整備ツールを揃えると同時に、それを使いこなすノウハウとスキルを持つメカニックがいるということ。そのため、迅速かつ確実な整備を受けることができるというわけだ。
経験豊富なメカニックが在籍するTOWATEC。どんな些細なトラブルでも一度相談してみることをお勧めする。きっと解決までの近道まで導いてくれるはずだ。

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メルセデス・ベンツ、BMWのほか、近年ではアウディやフォルクスワーゲンの入庫が増えているという。ディーラー並みの設備を持つボッシュ・カー・サービス加 盟店なので安心して愛車を任せられる。
通常では手に入らないSトロニックやDSGの内部部品だが、TOWATECでは独自ルートから入手。しかし、ただ部品があればいいというわけではなく、ミッションをバラして組み直すにも知識と技術が求められる。

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