BMWに乗っていて、ある日突然モニターに現れる「レストレイントシステム故障」の文字。 「何これ?漢字が難しくて怖い…」と思うかもしれませんが、簡単に言うと「エアバッグやシートベルトの安全装置に、何か不安な点がありますよ!」という車からのSOSです。
そのままにしておくと、万が一の事故の時にエアバッグが開かない可能性があり、実はとっても危険な状態なんです。
目次
1.|なぜエラーが出るの?よくある「うっかり」原因
壊れたわけではなく、日常のちょっとした行動が原因になることも多いんです。
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シートの下に「傘」や「靴」を突っ込んだ シートの下には大事な配線が通っています。荷物を無理やり押し込んで配線を引っ掛けてしまい、接触不良を起こすのが「BMWあるある」です。
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スマホをシートの隙間に落とした 隙間に手を突っ込んでゴソゴソした拍子に、センサーの線を傷つけてしまうことがあります。
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バッテリーが弱っている BMWは電気にとても敏感です。冬場やあまり乗っていない時にバッテリーが弱くなると、安全システムが「電気が足りなくて正常に動けないかも!」と勘違いしてエラーを出します。
2.|車の世代で違う「弱点」
BMWは、年式によって壊れやすい場所が決まっています。
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ちょっと古めのBMW(2010年より前) 一番多いのは「助手席のセンサー」です。人が座っているか判断するマットがシートの中に敷いてあるのですが、経年劣化で断線しやすくなっています。
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最近のBMW(2015年以降〜現行) 部品そのものより、「コンピューターの記憶」の問題が増えています。バッテリーを交換した後に「新しくなったよ!」と車に教えてあげないと、エラーが出続けることがあります。
3.|「リセットすれば治る」は間違い?
「ネットで安い診断機を買って、エラーを消せばいいや」と考えるDIY派の方も多いですが、実はBMWはそんなに甘くありません。
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「消してもすぐつく」パターン 根本的な配線の断線やセンサーの故障が直っていなければ、1秒後にまた点灯します。
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「車に教え込み」が必要なパターン 部品を新品に変えたとしても、専用の機械(テスター)を使って「新しい部品をつけたから、これからよろしくね」と車に覚え込ませる(初期化・標準化といいます)作業をしないと、警告は消えません。
4.|もし警告が出たらどうすればいい?
まずは落ち着いて、以下のことを確認してみてください。
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シートの下に荷物を詰め込んでいないか?
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バッテリーは弱っていないか?(最近エンジンのかかりが悪くないか)
それで直らなければ、早めにプロの整備工場へ相談しましょう。 最近のBMWは、iDrive(アイドライブ)というモニターで詳しく状況を教えてくれますが、それを読み取って「正しく治す」には、最新の汎用診断機(AUTELなど)を持った工場での作業が不可欠です。







