メルセデス・ベンツ

素材から見るインテリア・ケア方法 Vol.1【メルセデス・ベンツ】

クルマを構成するパーツには、実に様々な素材が用いられています。その「素材」を知ることでわかる効果的なインテリアケア方法を紹介!

インテリアの中で汚れやすいのがシート。ファブリック、レザーなどそれぞれの素材に最適なケア方法とは?

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目次

インテリアは主に、プラスチックや化繊などの樹脂素材が様々な形で多く使われる。さらにレザーやウッド、麻といった天然素材が用いられるのも大きな特徴。まずはシートから見ていこう。シートの座面を構成するのは、大別してレザー(革)とファブリック(布地)の2つがある。さらに革では、主に牛皮から作る本革や高級人工皮革のアルカンターラ、人工合皮(シートカバーに多い)など、多様な素材が用いられている。つまりドイツ車のシートには綿か革が使われているのでこの特性に合ったケアをしてあげれば効果的ということになる。布シートでありがちなのがドリンクなどこぼしてしまうケース。シミになってしまうと、水洗いする必要が出てくる。しかし車内で洗うと乾き切らず湿気が残ることや、シート下のコネクターなどに浸水してダメージを与えてしまう可能性があるため、設備のあるプロショップで取り外して洗わなくてはならない。小さい子供が乗る場合などは、普段から液体に気を付けることや、シートカバーの導入といった策も検討すべきだろう。加えて、布シートは織り目や編み目部分にホコリが溜まりやすいため、まずはドアをすべて開けて布団タタキなどで叩いてホコリを浮かすことからスタート。さらに掃除機でその浮いたホコリなど吸い取れば効果的だ。さらにシートを水拭きすれば想像以上にキレイになる。レザーシートの手入れは、基本的にホコリを取って水拭きをしてやれば大丈夫。カー用品店に行くと革専用のクリーナーや保湿剤などが数多く売られているが、それらを使うのは基本掃除を行なった後で十分。落ちにくい汚れは、水を含ませた柔らかいブラシでこすってあげよう。布シートも革シートも、普段からマメに掃除機をかけてやると汚れを溜めずに済む。シートに残った食べカスなどは、放置するとダニや雑菌が繁殖する原因となるので注意したい。

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自宅の掃除と同じように、クルマの掃除も一気にやるのは大変。シートの場合、普段から定期的に掃除機をかけておくだけでもキレイに保つことができる。
ドリンクなどをこぼしてシミになってしまった場合、水洗いが必要になる。シートを外すなど手間がかかるので普段から液体などをこぼさないように注意。小さな子供がいるならシートカバーを装着しておくと安心感が高まる。

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