Audi

Audi TTの窓、ちゃんと動いていますか?

◆◇◇◆◇パワーウィンドウ不調が起きる理由と、後悔しない対処法◆◇◇◆◇

今回は、ここ最近、「窓が動かない」「落ちる」「勝手に下がる」「途中で止まる」といってパワーウィンドウの不調で整備工場に入庫するTTがちょこちょこ増えてきています。

スポーティーでスタイリッシュなTTですが、こうした“地味だけど困る”トラブルは、意外と多くのオーナーが経験しているようです。

 

目次

① ワイヤー切れやレギュレーター不良

窓の上下を支える「ウィンドウレギュレーター」は、ワイヤーが劣化・断線して動かなくなることがあります。
特に2代目(8J型)TTでは定番のトラブル。窓が途中で止まる、もしくはガタンと落ちてしまうケースも…。

② ガイドの摩耗や変形

窓ガラスの“軌道”を支えるガイド(ランチャンネル)が変形すると、窓が引っかかったような動きをするようになります。
このまま無理に使うと、他の部品にも負担がかかって故障が連鎖することも…。

③ モーターや制御側のトラブル

ウィンドウを動かすモーター本体がダメになるケースは少ないのですが、制御モジュールのエラーや通信不良で反応しなくなることも。

検索すると「DIYでレギュレーター交換した」というブログも出てきますが、Audi TTはドア構造が特殊で、内張りの脱着や部品の取り付け精度がとてもシビアです。

ちょっとしたズレで窓が斜めに戻ったり、途中で止まったり…結局「やり直しで工賃が倍に」なんてことも。
迷ったら、診断機を持ってる輸入車対応工場に相談するのが正解です。

  • スイッチを押しても反応しない

  • 下げたときにガラスがガタつく

  • 窓の動きが遅い・引っかかる

  • オートで閉まらない

  • 雨の日、窓から水が入りそうになる

これ、全部“壊れる前兆”かもしれません。
突然の大雨で窓が閉まらなかった…なんてことになる前に、点検だけでもしておくと安心ですよ。

部品情報

純正パーツ?社外パーツ?どれがいい?

パーツタイプ 特徴 コメント
純正品 安心・高耐久 値段は高めだけどトラブル少なし
OEM品 純正と同等、コスパ良し 品質にバラつきがあるので要注意
安価レプリカ とにかく安い 短命・音鳴りなどの報告あり。非推奨

部品だけ安く買っても、調整や初期化を含めた工賃で結果的に高くつくこともあります。
信頼できる整備工場で「トータル対応」してもらう方が、結局安心です。

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