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パーツの寿命を少しでも延ばす対策集~前編~【アウディ】

クルマは消耗パーツを交換しながら安全に走るための性能を維持しています。それだけに定期的なメンテナンスはとても重要なのですが、パーツの寿命をできるだけ延ばしたいと思うのは多くのユーザーの本音ではないでしょうか。そこでこの記事では同じトラブルをなるべく避けるために必要なパーツの延命対策について解説していきます。

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目次

クルマを長く維持していると弱点やどこが消耗しやすいかが見えてくる。だが、分かっていても同じようなトラブルが何度も続いたり、なぜこんなに劣化してしまうのだろうと疑問に思うこともあるはずだ。消耗品に関しては交換サイクルに準じて交換していくしかないのは事実だが、少しでも長くパーツの寿命を延ばしたいというのが本音ではないだろうか。
例えば、オイル漏れしやすいパワステホースなどのゴムホース類、腐食しやすいボディのモールなども工夫次第でパーツの寿命を延ばすことは可能なのである。言うまでもなく完璧を求めるなら純正品を使ってきっちりと整備するのがベストだ。だが限られた予算の中で、いかに不安なく乗り続けていくか考えるとこうした工夫も必要になってくる。

シルバーのメッキ調ではなく、あえてブラック系に塗装されたモール。耐久性を向上させるだけではなく、エクステリアのさりげないイメージチェンジができるのも塗装のメリットだ。

ドイツ車定番のメンテナンスポイントになっているのが、ゴムホースからのオイル漏れ。原因は経年劣化によるものがほとんどなので、漏れが発生したら交換していくしかないのだが、交換の際に検討してほしいのがステンメッシュホースである。ユーザーの認知度も高く、すでに使用している人もいるかもしれない。
ステンメッシュホースと言えばブレーキホースが有名で、様々なメーカーから販売されている。ステンメッシュタイプのパワステホースは車種ごとの設定はあまりなく、ワンオフで作ってくれるところが多いようだ。 ステンメッシュタイプのパワステホースは、ステンメッシュなら何でも良いというわけではなく、パワステフルードに適したホースでなければならない。汎用品で販売されているものもあるが、やはり実績のあるものを選ぶのが無難だ。
ブレーキホースは、パワステホースに比べると多種多様な製品が流通しているが、選び方のポイントになるのが信頼性。ブレーキという重要な部分だけにしっかりとしたものを選ばないと非常に危険だ。
ステンメッシュタイプのブレーキホースのトラブル事例をいくつか紹介しておこう。フィッティング部分の作りが悪いためにそこが割れてオイル漏れを起こしたり、フィッティングからホースがスポッと抜けてしまうという想像したくない事例もある。またワンオフで作った際の長さがいい加減で、リフトアップした時に全く遊びがないという話も聞く。これではせっかくステンメッシュにしても何の意味もなくなってしまう。
では、どうしてトラブルが起きるのか。ステンメッシュと言ってもホース部分はテフロンなどの樹脂でできていて、その周囲をステンメッシュで保護しているものが多い。ブレーキホースは高圧と低圧を繰り返しながら伸縮しているが、ステンメッシュは頑丈に作られているためゴムホースに比べて伸縮率が低いのが特徴だ。そのためダイレクトなタッチと高い耐久性がメリットとなる。だが、逆にゴムよりもねじれに対する許容範囲が狭いため、走行中に起きるねじれによりキャリパーやブレーキラインとのねじ込み部分が緩んでしまうことがあるのだ。これがトラブルの原因になるのである。こうしたトラブルを防ぐためにも、装着する際には正確性が求められるし、定期点検を怠らないなど純正以上に気を使う必要がある。それらをしっかり守れば、ステンメッシュならではの恩恵にあやかれるというわけだ。

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ステンメッシュホースと言ってもホース部分はテフロンなどの樹脂でできていることが多い。ステンメッシュはホースの拡張と、その他のパーツからの保護を目的にカバーされているものだ。

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