目次
1. 実は多い…ドイツ車オーナーが冬に遭遇する“冷却水凍結”トラブル
知らないと大きな故障につながる、冬のメンテポイン!!!!!
冬の朝、エンジンをかけようとしたら「キュルル…ゴゴッ…」と違和感。メーターに冷却水の警告灯が点灯して焦った経験はありませんか?
実は、ドイツ車オーナーの相談で冬場に増えるのが「冷却水(クーラント)が凍って循環しない」「サブタンクが割れた」
といった冷却系のトラブルです。
ドイツ車はエンジンルームの熱管理が精密なため、冷却水の濃度が少しでもズレると凍結→過熱→重大故障につながりやすい構造です。
とくに以下の車種で冬場の相談が多く寄せられます:
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メルセデス・ベンツ(W176/W204/W205など)
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BMW(F系・E系問わず)
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Audi A3/A4系
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VWゴルフ系
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MINI(R56/R60など)
純正指定のクーラント濃度を外れた状態で冬を迎えると凍結リスクが急上昇します。
2. 放置するとこうなる!冷却水凍結で起きる主なトラブル
① 冷却水の循環が止まり“オーバーヒート寸前”に
凍ったクーラントはポンプで押し出せず、ヒーターが効かない → 水温が急上昇 → エンジン保護モード(警告灯点灯)の流れに。
② ラジエター・サブタンクの破損
凍結による膨張で
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ラジエターの割れ
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サブタンク(膨張タンク)の亀裂
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ゴムホースの破裂
などが発生。修理すると「え、そんな金額…?」というケースも多い部分です。
③ サーモスタット・電動ウォーターポンプ故障
ドイツ車特有の電子制御ポンプが凍結ストレスで異常作動し、後日エラーを出す例も多数。
④ ヒーターコアの損傷
凍結→循環不良が続くとヒーターが温まらず、寒い車内で運転する羽目に…。
3. なぜドイツ車は凍結トラブルが起きやすい?
理由①:電子制御ウォーターポンプが繊細
最近のBMW/MINI、ベンツは電動ポンプ採用。
負荷が高い状態で凍結が起きると保護モードに入りやすい特性があります。
理由②:純正クーラントの仕様がシビア
ドイツ車はメーカーごとに
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青系(G48)
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紫系(G12++)
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ピンク系(MB純正)
など規格が細かく、希釈率がずれると凍結点が一気に上がることも。
理由③:サブタンクの経年劣化
樹脂製で熱に弱く、
冬の朝の“急激な温度差”でヒビが入るケースが多数。
4. 予防がすべて!冬前にやるべき3つのメンテポイント
① クーラント濃度・劣化チェック(最重要)
・比重計で凍結点を測定
・濃度 40〜50% が基本(車種による)
・色が濁っている/サビが浮いている → 即交換推奨
※安価な汎用品を混ぜると規格が崩れるためNG。
→ ドイツ車専門工場では純正規格での交換が基本。
作業は30〜60分程度で完了します。
② サブタンク・ホースの状態確認
ドイツ車ではここが“冬の弱点”。
小さなヒビも見逃すと突然パックリ割れます。
③ 電動ウォーターポンプの作動チェック
診断機で
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動作ログ
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過去のエラー
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温度制御の履歴
を確認すると予兆がつかめます。
一般ユーザーでは確認できないため、専門工場の点検が安心です。
5. 実際にあった事例(整備工場ネットワークから)
Case 1:車内が全く温まらない → 冷却水凍結が原因(BMW F30)
ヒーターが効かず入庫。
点検するとクーラント濃度が薄く、凍結→循環停止でした。
濃度調整とライン洗浄で改善。
Case 2:朝エンジン始動後に警告灯 → サブタンク亀裂(ベンツ W205)
凍結による圧力増大でサブタンクにクラック。
冬前点検をしていれば防げた典型例。
Case 3:水温が急上昇 → ウォーターポンプ故障(Audi A4)
凍結がトリガーとなり電子制御ポンプがエラー発生。
部品交換で復旧。
6. オーナーができる冬のセルフチェック
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冷却水リザーバータンクのMIN〜MAX量確認
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冷却水の色が極端に薄い/濁っている/サビ色になっていないか
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朝イチだけヒーターの立ち上がりが遅い
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甘い匂いがする(冷却水漏れのサイン)
ひとつでも気になる点があれば点検がおすすめです!!!!!
7. “困ったときに頼れる工場”を見つけておくことが最大の防御策
ドイツ車の冬トラブルは予兆を掴めるかどうかで大きく変わります。
単なるクーラント交換でも、
正規規格・専用工具・診断機ログの読み取りが必要になるため、
専門工場の知識と経験が頼りになります。
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クーラントチェックだけでもOK
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見積もり無料の工場に相談する
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冬の点検キャンペーン実施している店舗を利用する
→ 愛車を長く安心して乗るために、ぜひ一度プロの目で冬支度を。







