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エンジンオイル選びの極意とは?【メルセデス・ベンツ】

エンジンオイルはクルマ好きにとって関心事の一つ。エンジンを快調に保つための基本的なメンテナンスだけに定期的な交換が必要になります。エンジンオイルについてはクルマに興味がある人ほど、ユーザーそれぞれにこだわりがあると思いますが、オイル選びのポイントになるのは粘度なのです。ここではその理由について解説します。

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「オイル何使っている?」「どの銘柄のオイルが高性能なの?」といったように、エンジンオイルというテーマだけでもクルマ談義が大いに盛り上がってしまうほど、クルマ好きにとっては大きな関心事の一つ。
エンジンオイルには純正以外にも色々な銘柄があり、それぞれに特長がある。そのため、クルマへの興味が強い人ほどオイルにもこだわるという人が多いようだ。ただ、エンジンオイルの交換は重要なメンテナンスのひとつであり、定期的に交換することが何より大事。そして、エンジンオイル選びのポイントとなるのが粘度。エンジンオイルには粘度を示す数字が記載されており、〇Wといった最初の数字はこれが小さいほど低温時の粘度が柔らかい。そのため硬いオイルに比べ始動性が良くなることから、冬場は粘度が低い方が良いと言われている。その際の粘度は左側の数字であることを覚えておこう。W以降の数字は高温時の粘度を表している。この数字が大きいほど、高温時の粘度が硬く熱に強い。従って高温化でも油膜切れの心配がないため、一般的には夏場に適したオイルだと言われる。
ここでオイル選びにおいて重要なポイントは2つある。まず、クルマによって指定の粘度が設定されていて、取り扱い説明書を見ると詳細が記載されている。オイル選びにおいてはこの基準を守ることが鉄則だ。
例えば、10W‐40か15W‐50といった基準のクルマの場合、下側のW以降の数字が指定の数値を下回らないようにすること。この場合だと10W‐50はOKだが、10W‐30はNGということになる。もう一つが、オイルのグレードが指定を下回らないようにすること。エンジンオイルにはいくつかの規格があり、それをクリアしていれば問題はない。

Wが付く最初の数字は低温時の粘度、W以降の数字は高温時の粘度を示している。とくに重視するべきは右側の高温時の粘度。

最近では0Wといった粘度が柔らかいサラサラのオイルがあるが、これが指定となっていないクルマに入れてしまうと思わぬトラブルに繋がってしまう。例えば、古めのクルマに基準以下の低粘度オイルを入れると、オイル漏れが発生することが多いのだ。とくに走行距離が多いクルマは、エンジンに備わるゴムパッキンやガスケットが劣化しているケースが多いため、オイル漏れが発生しやすい。そもそもの基準を満たしておらず、さらにゴムパッキンまで劣化していればせっかく入れたオイルも使えなくなってしまうから注意が必要だ。
それよりも怖いのは油膜切れ。エンジンオイルは潤滑という重要な役割を担っている。オイルの基準がクルマに合っていなかったり、劣化によって油膜を保持できなくなれば、高価なエンジンパーツを破損してしまうなど大きなトラブルに発展してしまうのである。
最後に高性能オイルについて簡単に触れておこう。高性能オイルは油膜を保持する性能が高いのが特長。エンジンオイルは低温時にドロッとしていても高温になるにつれてサラサラになっていく。そのため指定粘度を守ることが重要なのだが、高性能オイルは例え粘度が低くても、高温時にしっかりと油膜を保持できる性能を持っている。レースなど、過酷な環境で使われるのはそのためだ。一般的なオイルに比べると高価なものだが、それだけの性能を備えていることは間違いなく、各部がメンテナンスされていることが前提だが、エンジン本来の性能を発揮することができる。 オイル選びで悩むことはクルマ趣味の楽しみのひとつではあるが、指定粘度の範囲内で定期的に交換することが何よりも重要。高性能オイルを使うのもいい。だた一般的には銘柄よりも粘度を守ることを重視して定期的に交換するようにしよう。

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取り扱い説明書には、そのクルマの指定粘度が記載されている。オイル選びにおいてはこの基準内の粘度を守ること。

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