FEATURE 輸入車整備特集

ウチの強みはココ

レース参加も含めたカーライフを
ワイドかつディープにサポート

愛知県 | シグマオートモーティブ
FACTORY DATA
シグマオートモーティブ
所在地 愛知県名古屋市緑区鳥澄2-427
電話 052-626-0701
HP http://www.sigma-exp.co.jp/
営業時間 9:30~20:00(日祝は~18:00)
定休日 年中無休
車検基本料金 30,000円~円
代車 有り(基本無料・国産車)
得意なメーカー 輸入車・国産車問わず

レースで培った経験を
一般整備にも反映

 名古屋市緑区、閑静な住宅地にあるシグマオートモーティブは、いわゆる草レースなどへ積極的に参加するファクトリーである。しかし、日常的な業務は街の整備屋さんであり、多くの人が日常のアシにしている乗用車の整備・修理だ。およそ7対3ぐらいの割合で輸入車が多いそうで、ファクトリーには軽自動車の隣にポルシェやシトロエンが置いてあるなど、その幅広い守備範囲が見て取れる。

  • チーフメカニックの稲垣さんは、自動車電装部品の専門的な経験を積んだメカニックであり、テスターも多様に使いこなす。
  • ファクトリーには、ドイツ車だけでなくフランス車や国産車も置かれていた。左はエンジン積み替え待ちのポルシェ911。
 レースの現場では、緊急的かつ万全のメカニック技術が求められるものだ。富士のサーキットで行なわれたレース参加車両において、走行中にトラブルが発生してエンジンの載せ替えが必要になった実例がある。
 シグマオートモーティブのスタッフはスペアのエンジンがある店まで戻り、翌日の朝には富士でレース走行できる状態に戻している。
 レース走行をするクルマのコンディションは命にかかわるため完全な整備状態が求められ、素早いだけでなく正確な作業が必要となる。シグマオートモーティブは優れた技術と知識によりこれを見事に成し遂げていることから、時間に余裕のある日常整備・修理であれば、的確な作業は保証されたようなものである。
 整備のスタンスは、基本的にはユーザーのニーズに応える形だ。きっちり直したければ純正パーツを使うし、安く済ませたければ社外や中古パーツも検討する。
レース参加に積極的であり、ハイエンドのパーツメーカーとの付き合いも多い。メーカーとコラボレーションしたアルミを作るなど、ユーザーの希望に応じた様々な提案も魅力のひとつだ。

 ただし、あくまでプロとして「ここだけはしっかりとしたパーツを使ったほうが良い」といった、先を見据えた提案は常にしている。使い捨てとは違う、お気に入りのクルマと長く連れ添って楽しみたい。そんなニーズに正面から応えてくれるのがシグマオートモーティブだ。

  • ショールーム、整備工場とは別に倉庫を有しており、レース用の車両など趣味性の高いクルマが保管してある。ポルシェやBMW2002ターボなど、マニアにとって堪らない往年の名車たちが並ぶ。